世間ではガラケーがもうすぐなくなると、誤った情報が世間で広まっているようです。ガラケーをお持ちで以下に挙げる考えの方がとても多いのです。
・ガラケーはもうすぐなくなる
・すぐスマホに変えなければいけない
・スマホはそもそも使いこなせるのか
「ガラケーがなくなるからスマホに変えよう!」と慌ててしまい、機種変更を考える方が多いようですが、ガラケーはなくなりません。
本記事では、ガラケーの特徴を踏まえて、ガラケーがなくならない理由を解説していきます。
目次
「ガラケー」とは?
「ガラケー」とは「ガラパゴスケータイ」の略称です。一般的には「フィーチャーフォン」の呼び名で呼ばれています。
イメージですが、ガラケーは「屋外通話ができる固定電話」で、スマホは「通話機能の付いた小型のパソコン」と考えるとわかりやすいです。
ガラケーのメリット
ガラケーのメリットは、以下の3点となります。
長期利用が可能である
携帯電話の利用シーンによって大きく異なりますが、スマホより長く利用できる可能性が高いというメリットがあります。実際に10~12年の長期間に同じガラケーにて電話のみで使っている知人がいます。
圧倒的に軽い
既存のスマホと比べても圧倒的に軽いです。現在のスマホも薄型を追求してだいぶ軽くなりましたが、ガラケーには負けるでしょう。
またコンパクトな作りですので、衣服のポケットに収納しやすいというメリットもあります。
シンプルな操作性
ガラケーは、慣れてしまうと親指一本にて操作ができる作りになっています。通話・メールにおいても片手で操作ができてしまうのです。
スマホでは片手で操作するには機種によって可否がわかれるので、ケータイ操作に不慣れな方でも比較的覚えやすい作りになっています。
ガラケーのデメリット
ガラケーのデメリットは、以下の2点です。
サイトへアクセスできない
これは、ガラケーにおいて最大のデメリットです。
有名なお話で、3G回線用のガラケーからでは某航空会社の航空チケットを予約できなくなってしまったり、有名アーティストのライブチケットの予約ができなくなった、といったお話があります。
SNSが非対応である
2020年1月現在、ガラケー(ガラホ)では、SNS関連アプリは非対応です。LINEも利用することができません。ですが、SNSに興味がない方であればデメリットにはなりえません。
どのケータイでも同じことが言えますが「自分がケータイをどのように利用したいのか?」をきちんと考えた上で、自分に合った最適なケータイを見つけてください。
ガラケーはなくなりません
ここまでガラケーのメリット・デメリットを簡単に解説しましたが、ガラケーとは屋外通話をメインとしているので、なくなるということはありません。
では、ガラケーがなくなると世間で騒がれているのは何か?というと、「3G回線用のガラケー」のことを指します。3G・4Gの概念とは、一言で呼ぶと「電波規格」です。3G<4G<5Gの順に通信速度が増していきます。
現在は「ガラホ」と呼ばれるガラケーとスマホが合体した携帯電話が販売されています。ガラケーが仮になくなったとしても、ガラホにて従来のケータイのように使うことができますのでご安心ください。
まとめ
いかがでしたか?
「ガラケーがなくならない!」と感じられて、ホッとされている方もいらっしゃるかと思います(笑)
ガラケーとは、携帯電話の始祖とも呼ぶべき「人類の革新的な技術の結晶」だと僕は考えています。
そんな有史に残るであろう革命品がそんな簡単にはなくなりません。進化を遂げ、様々な電波に対応していくかと思われます。
ですが、そんなガラケーもいずれは世の中から消え去るときが訪れるかもしれません。そのときはスマホを上回る次世代の革命品が登場していることでしょう。
僕が生きているうちに、そんな次世代の携帯電話に出会えればいいな、と感じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。