黒川弘務検事長の賭け麻雀問題はなぜばれたのか気になりませんか?
麻雀にはどうしても賭博性の強いイメージが拭えないのですが、この理由は雑誌やゲーム・果ては映画の影響が強いからだと思われます。
そして、普通は麻雀は対局メンバーからのリークがない限り知られることはありません。
オフィシャルな麻雀大会なら話は別ですが、内輪で(ましてや接待で)行われていたのであれば、真っ先に疑われるのは「内部告発」だと思われます。
また、5月21日夜に黒川検事長は辞表を安倍首相官邸へ提出しました。
なぜ黒川検事長の賭け麻雀はばれたのか、黒川検事長後任の林真琴検事長とは誰なのかを考察していきます。
黒川弘務検事長の賭け麻雀はなぜばれたのか?
始めに、今回の騒動の概要をご存知ない方はこちらの記事にまとめていますので、宜しければご覧ください。
まず、今回の黒川検事長の賭け麻雀はなぜばれたのかの理由は明らかになっていません。
しかし、ネット上の予想と僕なりの考察として以下の二点が考えられます。
①黒川検事長は元々麻雀好きで知られていたため、関係者による内部告発
②黒川検事長が検事総長へ就任する筋書きをなくすための画策
順を追って説明していきます。
①内部告発の可能性
こちらが最も可能性が高いかと思われます。
なぜかというと、前述しましたが麻雀をしていたかどうかは早々分かるものではありません。
ましてや「麻雀好き」として知られていた黒川検事長ですから、昔から麻雀はずっとしていたかと思われます(それもそれで問題なのですが)
普通ならリークされる可能性はゼロに等しいでしょう。
ということは、内部告発される「事情」があったと推測できます。
以下のツイートも興味深いです。
別に賭け麻雀をした記者を擁護はしない。でも賭け麻雀した産経の記者より仲間のネタ元を売った産経関係者の方が許せん。(文春記事中にも「産経関係者」が何度も出てくる)そいつは犯罪ではないが、人として最低だ。なぜなら情報源、付き合いは記者の生命線。産経には誰も喋ってくれなくなるよ。
— 三枝 玄太郎 (@SaigusaGentaro) May 21, 2020
②画策の可能性
今回の問題のキーポイントは「検察庁法改正案」です。
この法案に該当していたのは他ならぬ黒川検事長でした。
つい先日、コロナ禍の真っ只中で突如発出された検察庁法改正案ですが、芸能界をも巻き込む大炎上騒動へ発展しています。
僕の考察ですが「黒川検事長が失脚したタイミングが異常」だと感じませんか?
ちょっと露骨に感じてしまうほどです。
そして、黒川検事長を擁護していた安倍首相をもバッシングする風潮も個人的に気になっています。
ちなみに、稲田信夫検事総長は今回の黒川検事長の定年延長について快く思っていなかったようです。
稲田総長にとってはメンツを潰されたのも同然で、このまま黙っていれば官邸の思惑通り、黒川総長が誕生することになる。そこで「何らかの手を必ず打ってくる」(前出の司法記者)とみられているのだ。
後任の林真琴検事長とは誰?
辞任した黒川検事長の後任として、林真琴検事長が抜擢されました。
林真琴検事長は黒川弘務検事長と同期であり、現名古屋高検検事長を務めておられます。
愛媛県出身で、東京大学法学部卒業から司法試験合格を経て、1983年に黒川検事長と一緒に検事へ任官しています。
輝かしい経歴をお持ちで、以下にまとめます。
◆法務省大臣官房人事課長
◆最高検察庁総務部長(2012年4月)
◆仙台地方検察庁検事正
◆法務省刑事局長(2014年1月)
◆名古屋高等検察庁検事長(2018年1月)
◆東京高等検察庁検事長(2020年5月~)
ちなみに、稲田信夫検事総長が次期検事総長へ推している方が林検事長だそうです。
【火の無い所に煙を立てる朝日新聞】
須田氏「朝日新聞は、林名古屋高検検事長ともたれ合いの関係で、林氏が検事総長になってくれないと困る。検事総長人事に介入しているのは官邸ではなく朝日新聞」
2月2日の元動画では「今後メディアによる官邸攻撃が激しくなるだろう」と警告騒動の裏が丸見えw pic.twitter.com/HfezFa8fsx
— ねぇねぇ母ちゃん (@ksm_mam) May 11, 2020
林検事長は朝日新聞とも関係性があるみたいですね。
まとめ
本記事では、黒川検事長の賭け麻雀がなぜばれたのか、林真琴検事長について解説しました。
正直、素人目に見ても色々と突っ込みどころが多く、広大なモヤを感じる問題です。
政府や検察庁にも多大な影響を及ぼした今回の黒川検事長の賭け麻雀事件。
今後の動向に注目していきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。