2020年1月3日の18時30分~20時50分まで、日本テレビの大人気番組「世界の果までイッテQ」が放映されます。
その中で大人気コーナーでもあるイモトアヤコさんが挑戦する秘境「下ノ廊下」がどんな場所なのか、個人的にとても気になりました。
・下ノ廊下って事故が多そうだなぁ
・下ノ廊下って初心者でも行けるの?
と、こんな疑問を持たれたあなたのために、秘境「下ノ廊下」について分かりやすくまとめてみました。
登山をする・しないに関わらず、下ノ廊下がどんな場所なのか気になった方は、ぜひご一読ください。
下ノ廊下の場所はどこ?
まず、下ノ廊下がどこにあるのかについてお話していきます。
下ノ廊下は富山県黒部市にあります。
扇沢駅から電気バスに乗車し、黒部ダムを目指します。
ダム施設の奥に登山者専用道があり、そちらから各々の最終ゴールを目指します。
その総歩行距離はなんと約30kmもあるのです。
ちなみに、黒部ダム内の施設トイレで用を済まさないと、登山道にはトイレが一切ないため大変な事態になるようです…。
途中休憩を入れるスポットも限定的のため、飲み食いも最小限に抑えければいけないウルトラCの難易度コースです。
次に、そんな危険を冒してでも下ノ廊下を登山する魅力について2点ほどご紹介します。
①紅葉が絶景
下ノ廊下は、日本有数の景勝地としても知られており、紅葉が絶景なことで大変有名です。
とはいえ、色々と調べていると多くの登山者の方が、
と、とても紅葉を見る余裕がないほどの登山ルートのようです。
②一年のうち約2ヶ月間しか登山ができない
下ノ廊下は、毎年9月~10月までの約2ヶ月間ほどしか登山ができません。
その理由として、黒部渓谷は日本有数の豪雪地帯でもあり、毎年残雪が消えてから下ノ廊下の登山道の整備が開始されます。
残雪の状況や道の崩落などの状況により、整備に時間を要してしまうと、登山開通の時期にズレが生じたり、そもそも登山道の開通をしないといった処置が施されるのです。
この期間限定の登山道ということも登山者の意欲を掻き立てる要素の一つなのかもしれませんね。
下ノ廊下めちゃくちゃ行きたい
長年の夢— ししゃも@電気ねずみ登山部 (@sisyamo2580k5) December 27, 2020
来年は下ノ廊下に行きたいねぇ
— 越後山羊 (@goat_let) December 10, 2020
と、下ノ廊下に行きたい登山者はとても多いです。
それほどの魅力が下ノ廊下にはあるのでしょうね。
毎年、事故が多発!
とはいえ、この下ノ廊下ですが、毎年事故や遭難が絶えないことでも有名です。
登山道から滑落した場合、まず助からないと言われています。
高い所では高さ100mものある断崖絶壁の場所もあり、これはビルの高さでいうと約30階の高さに比例します。
ただ「優雅な景色を見たい!」や「壮大な景色を堪能したい!」といった中途半端な理由では命を落とすほどの危険さを伴う登山なのです。
「黒部に怪我なし」の超危険ルート
「黒部に怪我なし」という言葉があり、これは「怪我では済まない(つまり命を落とす)」を意味した恐ろしい言葉です。
具体的なルートとして、
2日目:阿曽原温泉~折尾谷~トンネル~欅平駅
のルートが一般的です。
登山の道中は一瞬でも気を抜くと滑落してしまう危険性がある道がいくつもあります。
登山に慣れている方でも、以下のコメントをされていました。
とかなり厳しいコメントが多かったです。
登山初心者には高難易度
先述しましたが、下ノ廊下の登山ルートは上級者向けのルートとなっており、登山初心者の人では命を落とす危険性があります。
軽い気持ちで参加できる場所ではないことが容易に想像できます。
そういう意味では、イモトアヤコさんも相当な訓練を積んだ上での下ノ廊下の登山だったと思われます。
この高難易度の登山ルートをイモトアヤコさんはどのように克服したのかについても注目が集まるところですね。
まとめ
本記事では、富山県黒部市にある秘境「下ノ廊下」についてご紹介しました。
全国の登山者の中でも「夢」と語る人も多く、また危険性を考慮しても「また行ってみたい」と思わせる魅力がある不思議な場所です。
本記事と照らし合わせて、イッテQのイモトアヤコさんが下ノ廊下をどのように踏破していくのか、想像して頂けると楽しさも増すかと思います。
あなたにとって有益な情報と認識して頂けたら幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。