6月17日朝、宮城県仙台市上空で観測された謎の白い気球(風船)のような物体について大変な話題になりました。
かくいう僕も宮城県在住なので、こちらの白い物体を実際にこの目で確認しています。
(かなりの高度を浮遊しているようで、か細くしか確認できませんでしたが…)
この謎の物体って一体何なのか…。仙台管区気象台や宮城県警も把握できておらず、詳細は不明とのことで様々な憶測が飛び交っていました。
・北朝鮮による軍事兵器では?
・アメリカによる衛星装置では?
・諸国の軍事パルス兵器では?
このような謎を呼ぶ話題ってワクワクしますよね(笑)
気になって夜も眠れない方も多いのではないしょうか。
僕もこちらの話題がとても気になった一人で、ネット上の情報を精査しながら信憑性の高い情報を集めてみました。
その結果「恐らくこれでは?」と思われる情報がありましたので、共有させて頂きます。
仙台上空の気球の正体は?
まず、こちらの気球のような物体について簡単にまとめます。
・ソーラーパネル搭載
・ソーラーパネル上部にプロペラも搭載
・高上空に滞在可能な超高度な滞空技術
一番驚かされたのが、成層圏に達する高度で風に流されず、ほぼ静止可能な技術です。
こちらが一番話題になっており、後述する軍事兵器ではないかと憶測を呼びます。
仙台の未確認飛行物体なんだったのか分からないままなの…これこそ防衛省の管轄じゃないん?河野さんのツイート待ってるよ
— 温 (@nkmz_ex) June 17, 2020
いや仙台の飛行物体めっちゃ真相気になる。名乗り出ろよあげた人笑
騒ぎなってんねんからさ笑
なんで黙ってるねん笑— えりちやぁん (@erichyAnnn) June 17, 2020
寝る前に…ひとこと。
仙台上空のアレはなんなのか、目が覚めたら判明してますよね。気になって仕方がない。
— diazotype (@diazotype) June 17, 2020
確かに、公共機関ですら全容不明と公言してしまったら、軍事兵器じゃないかと思うのも当然ですよね。
僕も軍事パルス兵器じゃないかと本気で一瞬疑いましたし(笑)
余談ですが、ゲーム『メタルギアソリッド』の主人公ソリッド・スネークのモデルともなっている「エスケープフロムLA」のスネーク・プリスキン(カート・ラッセル)がラストシーンで軍事パルス兵器を作動させるシーンがあります。
(すみません、装置作動のシーン画像は見つけられませんでした…)
そんな装置なのかな…と疑ってしまった訳です。
しかし、さすがにその可能性はかなり低いかと思われます(笑)
一番の有力説は下記に続きます。
気球の正体はProject Loon説が濃厚
特定情報ではありませんが、白い風船の正体はProject Loonと呼ばれるインターネット通信サービスによる装置ではないかと思われます。
実際に、Project Loonかもとツイートされている方もいます。
仙台の飛行物体、これじゃないかって話があるね。 https://t.co/KLk5s9HnFA
— クランツkoh (@kranzkoh) June 17, 2020
確かに、Project Loonの解説動画を見ると今回判明している詳細とほぼマッチしています。
しかし「Project Loonってそもそも何?」と気になった方も多いでしょう。
僕もその一人でしたので、Project Loonとはどのようなサービスかまとめてみました。
・高度気球に搭載された中継装置を介してインターネット接続が可能
・地上の直径約40kmの範囲に3Gと同等の通信速度を保てるよう実現に努力中
「Project Loonではないだろう」と否定されている方もいますが、逆に違うと感じられた根拠が個人的に気になりました。
Project Loonは、実はとてつもない革新的な技術を誇った装置のようです。
何がすごいって、連続で223日浮遊し続けられる技術を持っています。
ただ、このプロジェクトの欠点として、他国の領空を犯してしまう危険性があるとのことで、今回はそちらに該当してしまっているのはないかと思われます。
ということは…政府は当然知っているのではないかと思いますが、なぜ不明と公表しているのかに疑問が残りますね。
ちなみに、Loon社はGoogle社の兄弟会社です。
世界に革新的なサービスを提供し続けるGoogle社の兄弟会社であれば、このような超技術も可能かもしれませんね。
まとめ
本記事では、仙台上空を浮遊した白い風船の正体について解説しました。
様々な憶測を呼んだ今回の白い物体の正体について正式な公表はまだありません。
ですが、かなり信憑性の高い情報としてProject Loonではないかと思われます。
もし、逆にこちらではなかったとしたら鳥肌ものです(笑)
他国の軍事装置ではないことを祈ります…。
最後のここまでお読み頂き、感謝致します!