NTTグループ傘下として、NTTドコモが完全子会社化することが大きな話題となっていますね。
こちらの話題ですが、表面上だけがメディアで大きく取り上げられており、問題の真相を正確に理解している方は少ないかと思われます。
問題の真相については後述しますが、菅首相が政策として掲げている「携帯料金の値下げ」は果たして実現されるのでしょうか。
気になる焦点の「ドコモの携帯料金値下げはいつからなのか」と「ドコモの今後」についてわかりやすく解説していきます。
ドコモユーザーの方にとっては、有益な情報として腑に落ちる内容になっていますので、ぜひ一読してみてください。
ドコモの携帯料金値下げはいつから?
まず、ドコモの携帯料金がいつから値下げとなるのかについてはまだ公表されていません。
そもそも「携帯料金を値下げする」と決定すらしていない状況かと思われます。
こちらは、大手携帯会社三社間で共通している内容と言えるでしょう。
直近の二年間で様々な端末施策が講じられましたが、消費者である僕たちにとっては正直「何がお得になったのか分からない」内容でした。
個人的な見解となりますが、現在の携帯料金については「分相応」だと認識しています。
つまり、質を求めるのであれば「大手キャリア」、安さを求めるのであれば「MVNO」へ乗り換えることをお勧めします。
日本人の悪い部分でもあるのですが「皆が使っているから私もこれを使う」という精神が、結果的に経済的な損失へとつながっている可能性は否めません。
大事なことは「携帯電話をどのような方法で利用するのか」の答えを自分自身に突き詰めることです。
オンラインショップでの端末購入の弊害
「安さ」を重要視するあまり、携帯端末の初期設定を実際には分からない状態なのに、オンラインショップで端末購入をするユーザーがいます。
オンラインショップで端末購入をする歳は、初期設定マニュアルが必ず付与されますが、初期設定マニュアルを読んでも、設定の完結に不安がある方は「ドコモショップで端末購入をすること」を強くお勧めします。
端末頭金代としてオンラインショップよりは端末代金が高くなってしまいますが、スタッフからの設定サポートの恩恵を受けることができます。
「新しい携帯端末をせっかく購入したのに、携帯で電話・メールができない」といったトラブルを防ぐことができるのです。
時代に則った方法が必ずしも正しい方法とは限りません。
買い物全般に共通することですが「自分に合うと感じる購入方法は何か」を自分自身に突き詰めてみてください。
ドコモの今後についてわかりやすく解説!
前述した問題の真相となるドコモが子会社化することで大きく変化すると思われる点は2点です。
①携帯料金が安くなる可能性がある
②NTTグループとの共同サービスの創出
以下、詳しく見ていきましょう。
①携帯料金が安くなる可能性がある
今回のNTTによるドコモ完全子会社化を通して、ドコモの携帯料金が安くなる可能性は高まったと言えるでしょう。
しかし「今年度中に携帯料金が安くなる可能性は低い」と個人的に予想しています。
なぜなら、ドコモの吉澤社長が退任するのが2020年12月1日付ですので、年度内に料金システムを改変することは非常に厳しいと思われるからです。
早くても「来年度以降」ではないか、と僕は推測しています。
NTTグループとの共同サービスの創出
僕の勝手な想像となりますが、NTTグループと何らかの共同サービスを創出することは大いにありえると思われます。
具体的なサービスは想像もつきませんが、サービスの質を重視するNTTグループの企業精神から見ても、世間があっと驚くようなサービスが発表される気がします。
通信インフラと携帯電話の融合にて、今後どのようなサービスが世間に公表されるのかとても楽しみですね。
まとめ
ここまでの情報をまとめます。
・ドコモの携帯料金値下げは当分ない
・携帯電話の利用方法を考察することが「自身の最適な携帯料金」である
・大手携帯各社の囲い込み施策は激化する可能性大
自身の企業営業利益ばかりでなく、消費者が利用しやすいさらなるサービスの提供(料金も含めて)を祈るばかりです。